オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オリンピック開会式は、毎回開催地がどこであっても、世界中がワクワクしながら注目しているセレモニーだ。近年であれば、長野オリンピックの際に、小澤征爾により世界同時「第九」の演奏が鮮烈な印象だった。
今回のロンドンでも何やらサプライズが用意されているとのふれこみだったのだが、私にとっては最後にポールマッカートニーが登場し、会場全体でヘイジュードの大合唱になったのが、嬉しいサプライズだった。この曲が発表後半世紀近くの時を経て、未だに発表当時の新鮮さを失わない名曲であること、いやひょっとすると半世紀後のオリンピックのために準備されていたかのように、セレモニーにふさわしい曲であることを改めて再認識した。
ただ一ついただけないのは、生中継をしていた放送局が、演奏中に音楽に関係ないアナウンスをかぶせたことだ。放送時間のやりくり等、事情はあったのだろうが、無粋に感じた。音楽は最後までしっかり聴きましょう。