オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび206

とにかく落ち着きがない子でした

 

落ち着きがなく、小学校低学年の頃は先生の方より後ろを向いて話している時間の方が断然長かった。何の話をしていたか?と言えば、テレビの話でした。授業参観に来た父親は子どもの落ち着きのなさに呆れ返って帰宅してしまった。

立場が変わり、先生目線で当時の武部幸生くんを捉えてみると、本人が勝手に喋っているのは、ともかく周りの子が学習に集中できないのが困った話で、何としたものか…というところでしょうか。今なら自己抑制よりも自己調整が先でしょ!とシェンカー先生の御説ごもっとも!となるところだろうけれど。

だから、通知表に情緒不安定なんて書かれたこともあり、おふくろはそれなりに怒っていたらしい。でもモンスターじゃなくて先生とは相性がよくない程度の感じだったのだろう。

落ち着きがないのが原因ではなく、親父の仕事の関係で四年になる時に転校している。通された教室は不思議な部屋で、おそらく教室が足りなかったからだろう。音楽室を普通教室にしていた。だからピアノもあったし、なんと毎朝鼓笛隊のように合奏をして一日が始まった。担任のO先生は、私が音楽が好きになるきっかけを作ってくださった先生だ。