オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび502

繋げる、伝える4  薩摩琵琶

 


琵琶の音色に初めてふれたのは、40代前半、地域に琵琶を弾かれる方がいらっしゃると聞いて、学校の音楽室にお招きした時が初めてでした。その音色はずっと気持ちの中に残っていたのですが、自分から教わりに行く余裕を作り出せないでいました。59歳で正規職員を退職し非常勤講師に転じた頃、勤めていた学校の近くに板倉穣水先生という琵琶の先生がいらっしゃることを知りました。

弟子入りをなんとか認めていただき、先生がご逝去されるまでの6年間琵琶を教えていただきました。

今、日本の琵琶愛好者の数は、三味線やお箏、尺八に比べて、とても少ないのが現状です。何とか多くの人に琵琶の音色に触れていただき、できれば琵琶を手にして奏する体験を提供できれば・・と願っています。