オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「さくら」を愛で、「さくら」を歌う。 5

男声合唱組曲「草野心平の詩から」 5曲目「さくら散る」 自分の資質能力を発揮するために、守備範囲を(可能性の広がりと言い換えてもいいかな?)自ら狭めて活躍している人がいる。作曲家多田武彦氏も、ある意味そのような方だ。 氏の作曲する音楽は、その…

「さくら」を愛で、「さくら」を歌う。 4

日本古謡「さくら」 1 さくら さくら のやまも さとも みわたすかぎり かすみか くもか あさひに におう さくら さくら はなざかり 2 さくら さくら やよいの そらは みわたすかぎり かすみか くもか においぞ いずる いざや いざや みにゆかん 新しい教育…

「さくら」を愛で、「さくら」を歌う。 3

コブクロ「桜」 人気男性デュオ「コブクロ」には、レコード大賞を受賞した「蕾」を初めとして、叙情的な曲が多い。彼等のデビュー曲である「桜」も、桜の花びらが舞い落ちる世界に、聴き手をいざなう美しい曲だ。 小生は、小学校の教員を務めているが、この…

「さくら」を愛で、「さくら」を歌う。 2

滝廉太郎「花」 名曲は、古くならない。それは、時代を超えて、人々が曲の中に新しい美しさを再発見してきたからだろう。滝廉太郎による本邦初の合唱曲「花」も、そのような名曲の一つだ。 よい曲なのだから、だれがどのように歌っても構わないけれど、欲を…

「さくら」を愛で、「さくら」を歌う。 1

今月4月5日、満開の桜を観に、妻と連れだって散歩に出かけた。 すぐ近くの学園にこっそり入らせていただく。ここは、正門から校舎まで続く坂道の桜並木が素晴らしい。そばで陸上部の生徒さんがこの坂道を使って、繰り返し時間を測りながらトレーニングを続…

リニューアルせよ! 男声合唱 5

前回は、おじさん達のさまになっていない歌を、頭ごなしにこきおろしてしまったので、では何を歌えばよいのかという、私なりの意見も述べておこうと思う。 まずは、ラテン語、そしてイタリア語から 日本人が歌っても、ある程度までならそれらしく発音できる…

リニューアルせよ! 男声合唱  4

KAMCA(神奈川男声合唱協会)という団体があり、私の所属している合唱団もその末席の方に加盟させていただいているので、今度開かれる演奏会の合同練習に参加してきた。レパートリーは、アメリカのバーバーショップとシーシャンティーとして名高い「シ…

ぼくの大好きなアルバム この一枚 2

「小さな犯罪者」というアルバムについて 3 八曲目で、また聴いている方がハラハラしてしまうような事を歌ってしまった後で、突然やすらぎ120%のやさしい愛の歌が流れてくる。少しは言い過ぎを反省したのだろうか?「夜がこわかったら、ひとりっきりで…

ぼくの大好きなアルバム この一枚 2

「小さな犯罪者」というアルバムについて 2 五曲目は「ジョリー・コッパー・オン・パレード」。コッパーは、ロボコップのコップと同じで警察官のこと。幼子が警官のパレードを見て感激し、警察官にあこがれる無邪気な気持ちを歌っている。次の一節を除いて…