2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ディープ・パープル ここまでレッド・ツェッペリンやクリームについて話してきたのだが、要するにハード・ロックとは何なのか?それは、およそ次のような要件を満たした音楽と言えるのではないだろうか? ① 聴衆が耳を塞ごうが、そんなことはお構いなし。基…
クリームの素晴らしき世界 ツェッペリンの話を切り上げて、次に紹介するのが「クリーム」。今までツェッペリンの演奏能力の高さについて、言及してきたけれど、こと演奏技能に関しては、それに勝るとも劣らぬ実力を持ったバンドが、このクリームである。そも…
レッド・ツェッペリンの快進撃! ロックが好き、いや音楽が好きな若者であれば、誰しも、まるで熱病にでも浮かされたかのように、あるバンドや歌手に病みつきになった経験があるだろう。60年代であれば、ビートルズやストーンズ(言わずとしれたローリング…
レッド・ツェッペリンのデビューアルバム! 60年代ヤードバーズというロックが好きな人には、たまらないグループがあった。そのグループでギタリストを務めた3人は、そのまま三大ギタリストと讃えられることになる。すなわちエリック・クラプトン、ジェフ…
忌野清四郎の追悼エッセイや三木たかし先生のことを書いていたので、ハードロックの話が後回しになってしまいました。本日から復活します! 何はなくとも、レッド・ツェッペリン!「ツェッペリンを聴きたいのですが、どれから聴けばよいですか?」この質問は…
忌野清四郎について追悼特集をしていたら、今度は作曲家の三木たかし先生がお亡くなりになってしまった。「何のために生まれて何をして生きるのか 答えられないなんてそんなのはいやだ」この詞をどんなふしにのせて歌うか?百人の作曲家がいれば、百通りの曲…
放送禁止・発売中止を何度も経験している忌野に「ボスしけてるぜ」という曲がある。給料を上げてくれとせがむ若い社員に、「俺の方こそ上げてもらいてえな ボウズ」「ボーズお前のために 俺の会社はつぶせねえな ボーズ」という返答が歌われる。 世界大不況…
「どうしたんだ Hey Hey Baby バッテリーはビンビンだぜ いつものようにキメて ブッ飛ばそうぜ」 何となく気が乗らない時に、上のフレーズを口ずさみ始める友達がいた。RCサクセションの「雨あがりの夜空に」の一節である。 ロックが、いやもっ…
「上を向いて歩こう」という日本人なら、だれでも知っているような名曲があり、日本人でなくても「スキヤキソング」という別名であれば、海外で最も有名な日本の楽曲と言えるだろう。 さて、このカヴァーを他でもない忌野清四郎が歌うとどうなるか?歌詞は、…
歌い出し最初のひと声が聞こえてきただけで、だれが歌っているのか、だれでもわかるそんな歌手がいる。演歌なら森進一がそうだし、ロックで言えば、桑田や忌野清四郎の歌い方がそうだ。 その忌野清四郎が2日天国に旅立っていった。テレビを初めとするマスメ…
某楽器店のドラム教室に息子が通っており(これが本当のドラ息子)、その発表会に行って来た。ドラムセットと言う楽器群は、一つひとつの太鼓を、いかに美しい響きで打つか、という音色面の目的よりも、可能な限りの太鼓+鳴り物を一ヶ所に集めたことにより…