オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビートたけし「路に落ちていた月」を読む

ビートたけし「路に落ちていた月」を読むこの本は帯でさくらももこが書いているように、毒のある童話集だ。漫才のネタとしてメモっておいた下書きを集めて本にしたように思える部分もある。改めて言うまでもないことだが、コメディアン、映画監督、俳優、画…

夕映えに染まる富士を撮る

夕映えに染まる富士を撮る風邪っぽく、昼間はほとんどゴロゴロしていたので、少々頭痛は気になっていたが、近くのマンション裏手にある富士がよく見える一角まで散歩に出かけた。どうもこの場所の知名度が上がってきたようで、すでに同好の方々が富士山目が…

スーザン・ジョージ「オルター・グローバリゼーション宣言」を読む

スーザン・ジョージ「オルター・グローバリゼーション宣言」を読む速読を自認する私には珍しく少しずつしか読み進められない。内容が巨大でなかなか前進を阻んでいるのだが、その分深い理解を読み手に要求してくる感じの本だ。 もし、あなたが今の世界に対し…

日本の名教師列伝2 二宮尊徳3

日本の名教師列伝2 二宮尊徳3 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜二宮尊徳先生について、直接教育に携わったわけではない・・と書いてしまったが、内村鑑三の「代表的日本人」によると、彼の農政改革は、常に農民への道徳教育が出発点…

日本の名教師列伝2 二宮尊徳2

日本の名教師列伝2 二宮尊徳2 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」尊徳先生が残された教えのうち、今回は上記の言葉から現代の状況について考えてみたい。それはバブル崩壊以…

日本の名教師列伝2 二宮尊徳1

日本の名教師列伝2 二宮尊徳1 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「偉い人モデル」の尊徳先生と道徳教育農政に力を発揮した尊徳先生は、直接教師として教育に携わったわけではないが、なぜか多くの学校に尊徳先生=二宮金次郎の像が残さ…

ワンピースの話

ワンピースの話出てこない裏側で何が起きているのか?よくわからない。どうなっているんだろう?という疑問を読者に抱かせ、実に巧みに伏線を張りながら、物語を進めるのは作者尾田栄一郎の真骨頂だろう。 最近のどうなっているんだろう?は、ストーリーの舞…

栄第九演奏会を聴きに行く

栄第九演奏会を聴きに行く妻がアルトで参加している栄第九演奏会を聴きに行って来ました。この人類が共有している最高の音楽遺産を、日本人は殊の外好み、実に演奏回数が多い。その風土?に便乗して、私も学生の頃から多くの第九に参加してきた。日フィル、…

ATTAC編「反グローバリゼーション民衆運動」を読む

ATTAC編「反グローバリゼーション民衆運動」を読む 二択で答える地球の未来に関する問題を三問考えてみた。1.これ以上地球上の格差が広がることに反対である。YESかNOか? 2.地球上から餓えに苦しむ人々がいなくなってほしい。YESかNOか? 3.ごく僅かの人が…