オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

時間の流れをどう感じて、どう付き合うか?

人生には限りがある。80歳位まで生きたところでたかだか25億秒程度だ。これを短いと捉えるか?長いと捉えるか?は、その人次第だが、要は限られた時間とどう付き合うという話なのだと思う。
ゆったりのんびり過ごしてみたい人は多い。しかし、実際に時間が自由に使える、あるいはそれなりに暇ができると・・意外なことに時間はスピードを上げてしまう。時間に楔が打ち込めないというか?何もする気がないなら私はさっさと行きますよと時間に置いてけぼりを食らってしまう。浦島太郎と同じである。人は人生の三分の一か四分の一を眠って過ごしていると思うけれど、その間、時間の流れは意識できないことに似ている。
若い頃より時間が加速しているという話は、よく出てくる。一年が人生の何分の一に当たるか?を考えれば、10歳の子どもより、60歳の人は6倍時間が速く流れているという論法だ。しかし、これは老人への戒めと受け取りたい。10歳の頃に比べて、成長や変化が実感できない人は、やはり時間は加速してしまうけれど、日々自分を振り返り、それなりに成長していきたいし、 自分の伸びしろを信じていれば、時間はそこまで冷酷ではないと思う。
生きている以上、止まりたくない。歩き続けたい。では何に向かって?何を求めて?それは一人ひとりの問い直しの中からしか生まれないのだろう。