オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

オヤジのあくび266

教職員の多忙化について考えてみた3

 

何でも教えておかなきゃ!からの脱却。

 

私が教員になったのは、1979年の4月でした。その頃は教えていなかった科目や内容が、今はあります。

小学校低学年の生活科。1・2年生から社会科と理科がなくなりました。

総合的な学習の時間、例の物議を醸したゆとり教育の時代に登場しました。もっと趣旨をあまねく伝えるとよかったのですが。

外国語活動の時間。まさか小学校の先生になったのに、英語を教える日が来るとは思わなかったです。アシスタントイングリッシュティーチャーの先生がいらっしゃるおかげで、子どもらの発音は本当に素晴らしい!

道徳は、昔からありましたがまさか教科になるとは! 教科と領域の違いと意味を教育行政に携わる方々は理解されているのでしょうか?

内容的には、最近ではプログラミング教育、SDG s。小泉内閣の頃は、食育の大切さが叫ばれていましたし、人権教育、環境教育、消費者教育・・どれも大切なことはわかるのですが、それらを全部扱えと言うなら、それは現場への丸投げと思われても仕方ないないでしょう。

一番大事なのは、一人ひとりの子どもに向き合う時間で、子どもたちの気持ちや問題が教師に見えにくくなっている状況を何とかしなければなりません。