オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「一流」を問う。

FBの投稿に「首相や官房長官がいわゆる一流大学の出身ではない。」という文言を見つけ改めて一流と言われる対象の実態について、問い直してみたくなった。 芸の道では人間国宝と呼ばれる方がいらっしゃり、その道を極めた存在として公私ともに認められている…

恩田陸「蜜蜂と遠雷」を読む

ピアノという楽器は、その能力の高さ故、楽器としてほぼ現在の形になってから、ずっと音楽家にとって無視できない存在であり続けてきたし、ジャンルを問わない活用方法も含めて、今後も楽器の王様であり続けるだろう。 私は、商売柄伴奏を弾く時があるけれど…

獰猛さがゆえの孤独

ふと思い出して、ブラックジャック第7巻「シャチの詩」を読み返していた。獰猛さゆえに漁師たちのお尋ね者のシャチ=トリトンと誰も患者が来ない外科医ブラックジャックの交流を描いた作品は、うっかりすると涙がこぼれそうな位切ない。こういう作品が描ける…

セントオラフ合唱団を聴きに行く。

最近、半径2km以内が生活圏になっているので、久しぶりに電車に乗った。たったそれだけでも楽しい。 セントオラフ合唱団は、FBでコンサートが横浜で開かれることを知り、出かけることにした。アメリカを代表するアカペラの響きが楽しみだ。今月は、グリーの…

又吉直樹「火花」を読む。

ギリギリの内角高めを160km超えの速球で勝負してくるピッチャーがいたら、やはり少しは怖いだろう。芥川賞作家の迫力を、そのように例えたらおかしいだろうか?また、直木賞作家を外角低めに逃げていくスライダーで三振を取りにくるピッチャーにと例えては失…

小路幸也「シーラブズユー」を読む

小学校にも上がっていない小さい頃、おふくろの実家によく行っていた。おふくろの実家は、長女のおふくろを筆頭にして七人姉弟で、それは賑やかであった。私の指定席はあぐらをかいたおじいちゃんの膝の上で、ハイライトの煙が漂う中で白黒テレビを見ていた…

万城目学「鴨川ホルモー」を読んでみた。

京都という街。観光目的で行くなら、私は明日香や奈良の方へ歩を進めてしまう。姪が住んでいるが、どう考えても夏は暑く、冬は寒そうなので自分が住みたいと思ったことは無い。ただ、大学には惹かれる。学生の頃、演奏旅行という若気の至り的な旅で京都を何…

ネモフィラを見に行くバスツアー4

旅の最後は、とちおとめのイチゴ狩り。甘いイチゴをたらふく食べました。へたのところが立っていると甘いとの情報をいただくと、摘むイチゴが全部甘いので、びっくり!