オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

アカペラライブで12曲歌いました。

港南台アカペラシンガーズの仲間と、アカペラライブを行いました。場所は、横浜医療福祉センター港南のホールです。開演10分前くらいから、少しずつ地域の方がいらっしゃり、その後利用者の方々がどんどん来場され、最後は入口から入りきれないので外で聴いていらっしゃる方がたくさんいました。
演奏曲は、フニクリフニクラ、待ちぼうけ、山寺の和尚さん、浜辺の歌、海、Ave maris stella、夏は来たりぬ、見上げてごらん夜の星を、にんげんっていいな、糸、ふるさと、ルパン?世の12曲。まだ発足して8ヶ月だから、よくもまあこれだけの歌が歌えたものだと自画自賛的に感心しています。
知っている歌が出てきたら口ずさむ。手拍子をする。身体を揺らす。クラシックのコンサートでは、ご法度かもしれないけれど、アカペラライブではありです。実際そのように音楽を楽しんでいただきました。そもそも歌っているメンバーからして、思い思いの身体表現で歌っているのですから。
推測に過ぎないのですが、きっと患者さんたちは、みなとみらいホールでフルオーケストラを聴いたり、新国立劇場でオペラを鑑賞することにたくさんのハードルがある気がします。でも、地域のアカペラグループなら、都合がつけばやって来て、生コーラスを聴ける。音楽を身近で楽しむためのお役に立てたらいいと、本気で思うのです。

そこで今音楽を共有しているという実感。ライブだからこそいろいろ予期しないことが起きるけれど、それを不安ではなく、期待のワクワクやドキドキに変えて、歌うことができた気がします。個人的にも、指揮者兼MC兼音取り係兼歌い手なので、いろいろ予期せぬことがありました。でも、後悔よりはるかに達成感の方が大きく、もしメンバーも同じ気持ちでいてくれたなら、きっとそれは次回の演奏に向けた大きなエネルギーに変わっていくと思います。