オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

合唱

ぼくのカウンターテナー体験 その後の顛末

ぼくのカウンターテナー体験 その後の顛末2012・10・27のブログに「ぼくのカウンターテナーデビュー?」と題した書き込みがある。その後どうなったのか?と言えば、2013年の区民文化祭でも曲は少し異なるのだが、やはりカウンターテナーつまり男声アルトを歌…

またもや高音ソロ修行中6

またもや高音ソロ修行中6合唱団のホームページに何と名前入りで、八戸小唄と最上川舟歌の録音がアップされた。聴いてみて自分で感じている音やフィジカルな状況と実際に録音された声とが、随分違っている。ちょっと安心した部分がある反面で、ブレス箇所の…

またもや高音ソロ修行中5

またもや高音ソロ修行中5冷たい雨が降りしきる本番の朝を迎える。掛け持ちで参加している室内合唱団の練習と行き来していたのが体を冷やしてしまったのか?言い訳はともかく、本番のソロは、八戸小唄の方は声がカスカスで実に納得のいかない出来栄えになっ…

またもや高音ソロ修行中4

またもや高音ソロ修行中410・20区の音楽祭は、勤務先の運動会の影響で、参加できるか極めて怪しく、合唱団の仲間や指揮者をやきもきさせてしまった。結果的に参加できることになり、前日の練習にも何とか参加。 今頃になって、ようやく本番前に気づいたこと…

またもや高音ソロ修行中3

またもや高音ソロ修行中3実は難問は、八戸小唄だけではない。この歌に続いて男声合唱の名曲「最上川舟唄」を演奏するのだが、そちらのソロも指名されているのだ。曲の気分が違い「最上川舟唄」の方が力強く、元気がよい。その切り替えが大変で、声が裏返る…

またもや高音ソロ修行中2

またもや高音ソロ修行中2練習が始まると案の定高いラがうまく出ない。「高いぞ高いぞ」という暗示にかかるほど、うまくいかないみたいだ。そもそも音を狙うとか声を作るという発想自体がすでにおかしいのだろう。しかし高いものは高い。 できる限り邪念?を…

またもや高音ソロ修行中1

またもや高音ソロ修行中1定期演奏会を終えて、男声合唱団のレパートリーが一新した。東北地方の民謡を取り上げるとのことで、手元にあった八戸小唄の楽譜を推薦したら採用された。そこまでなら大した話ではない。多田武彦による八戸小唄は、大学時代グリー…

一発芸ソロ 只今修行中⑺

一発芸ソロ 只今修行中⑺イトーヨーカドーでの本番が終わった。婦人服売り場の一角で歌うので、ホールで歌っている時の響きの跳ね返り方とかは、まるで参考にならない。つまり聴きての皆様(60人くらい)にどう聞こえているか、よくわからない。 自分の体で感…

一発芸ソロ、只今修行中6

一発芸ソロ、只今修行中6定期演奏会のソロで、今回の試練はひと段落と思い込んでいたら、もう一回おまけがついてしまった。この男声合唱団は店コンと称して、某大手スーパーの売り場で、ミニコンサートを開くことがあるのだが、その店コンでもう一回歌いな…

一発芸ソロ、只今修行中5

一発芸ソロ、只今修行中5いよいよ定期演奏会の日がやってきてしまった。私の浅薄な理屈によると、前日の晩にどんなに凄い声が出ていても、ひとたび寝てしまうと体がリセットしてしまうので、翌朝から声は作り直し。もっとも昨日納得のいく声が出せていたわ…

一発芸ソロ、只今修行中 4

一発芸ソロ、只今修行中 4小田原の本番が終わり、今度はいよいよ本拠地栄公会堂の定期演奏会が間近に迫ってきた。指揮者の先生から、三つ目のEsの音はなしで行こうとの指示があり、今まで息の配分で悩んでいたモヤモヤは解消された。 さて肝心の発声だが、…

一発芸ソロ、只今修行中3

一発芸ソロ、只今修行中3 第一回目の演奏は、4月27日の神奈川男声合唱協会第10回記念演奏会で会場は小田原市民会館大ホールだ。集合時刻まで余裕があったので、小田原城址公園を歩き、天守閣を眺めたり、満開までには少し早かったが、御感の藤を見に行ったり…

一発芸ソロ、只今修行中2

一発芸ソロ、只今修行中2何度かこのブログにも書いたけれど、私はもともとバリトンで地声も決して軽くない。そんな私が、男声合唱団でトップテナーを歌い、混声合唱団では、カウンターテナーを歌っていること自体が実におこがましい話なのだが、なぜ声域が広…

一発芸ソロ、只今修行中1

一発芸ソロ、只今修行中1それは今年に入って最初の男声合唱団の練習日のことだった。指導者である堀部先生が「忘年会の時に伝えたかったけれど、いなかったので」と前置きして、おっしゃるには「カリンカ」のソロを頼みたいとのこと。 ソロと言っても、フレ…

合宿という練習のしかた

合宿という練習のしかた合宿という練習方法が、スポーツ系を中心に本番が近づくとよく行われている。諸外国でも広く似たようなキャンプがあるのかは、よくわからない。ただ、泊まりこみで同じ釜の飯を食いながら練習に集中することへの美意識が日本人にはあ…

昭和という時代への憧憬

昭和という時代への憧憬私の住んでいる区では、春の文化祭・音楽祭というイベントをやっており、その中の「昭和の音楽祭 あのうた・このうた 〜懐かしいあのときのメロディーの数々〜」というコンサートに参加してきた。男声合唱団で歌謡曲を4曲、女声合唱団…

プログラム原稿を書きながら4

プログラム原稿を書きながら4念じれば花ひらくの詩碑で有名な坂村真民の「ふるさとの木の葉の駅」という詩が、男声合唱曲集「ほほえみ」に収められている。詩人は、8歳の時に父を失い、母と共に生活を支えた少年期を熊本県玉名で過ごしている。あまりに詩の…

プログラム原稿を書きながら3

プログラム原稿を書きながら3エール大学の学生歌は都の西北?次に調べたのは、やはりグリークラブアルバムに載っている「森の歌声」である。陽ちゃん先生の脚注では、エール大学の学生歌で、東京コラリアーズのテーマソングと書かれている。 やはりネット上…

プログラム原稿を書きながら2

プログラム原稿を書きながら2J.A.PARKSって誰?男声合唱の名曲に「月の夜」という曲がある。以前は「あしたまで」という曲名でグリークラブアルバムに載っていたようにも思うのだが、確かではない。原曲名は、Until the dawn。作曲者は、J.A.PARKSである。 …

プログラム原稿を書きながら1

プログラム原稿を書きながら1所属している男声合唱団が5月に演奏会を開くので、そのプログラム原稿を書いていた。いろいろ調べながら、自分的には新発見もあったので、その幾つかを紹介しようと思う。カリンカには、作曲者がいた!ちょっと昔にソヴィエト連…

息が動くという感覚

息が動くという感覚当たり前の話だが、生きているということは、息をしているということである。息吹という言葉があるように、息を感じる息遣いがわかるということは、人間・動物・植物の是非を問わず互いが共に生きていることを実感する瞬間である。 息で音…

ぼくのささやかな指揮者論

ぼくのささやかな指揮者論先日、久しぶりに小学生の合唱を指揮した。指揮を終えると即座にそも出来栄えを確かめたくなるのが人情のようだが、指揮者の立ち位置で聴こえている響きと会場で聴こえている響きは異なり、こんな音楽が響いているんじゃないかなと…

横浜国立大学グリークラブ第61回定期演奏会を聴きに行く

横浜国立大学グリークラブ第61回定期演奏会を聴きに行く指揮者が変わり、音楽が変わった。のびのびとおおらかな表現が前面に出たと感じる。 半面発声面で響きのポイントが下がり 、部分的に胸声気味に聴こえ、今後の精進を期待したいところ。ま、私が在籍…

まだ自分が独唱を志していた頃、同じ門下であったH先生と区の音楽祭で会った。混声合唱団「コール メイ」を指導されており、私自身にも入らない?と声をかけてくださったのだが、これ以上合唱団のかけ持ちをするのもためらわれ、お茶を濁している。 ところで…

かねてから所属している室内合唱団で、アルトを歌っている。つまりトップテナーの上の音域であるカウンターテナーをやっているわけなのだ。元を正せば私はバリトンなので、ここ数年間もう一つ所属している男声合唱団でトップテナーを歌わせていただいている…

9月15日、横浜市栄公会堂でKAMCAの演奏会が開かれ、所属している男声合唱団で歌ってきた。今回は横浜市内で活動している男声合唱団5団体による演奏会だ。 各合唱団とも持ち味を発揮した演奏を聴かせたが、私には東京メトロポリタンコーラス横浜の演…

愛知教育大学グリークラブ、岡山大学コールロータス、京都大学グリークラブ、横浜国立大学グリークラブの4大学が「男声合唱 古今東西」と題して、神奈川県立音楽堂でジョイントコンサートを開催した。 若者たちが一生懸命熱唱する姿は、それだけで十分感動…

歌であれば人それぞれ固有の声、つまり音色をもっているように、アンサンブルにもグループあるいは団体特有の音色がある。 ここから先は、合唱団の話になるのだけれど、ほっといても固有の音色の中に個々の響きが収斂して行く団体と、固有の音色を模索し創り…

例のカウンターテナーにチャレンジ?している室内合唱団で、再来週の練習の代行を仰せつかった。自分のパートだけでも、まだおぼつかないのに、全体の状況をとらえて練習するなど・・・もう少し正しい人選をすればいいのだが、団長のちょっとした気まぐれで…

元来が怠け者のせいか、練習と称するトレーニングがあまり好きではない。5月12日、男声合唱団の一日練習があった。内容は朝9:30か16:30まで、ひたすら新曲の歌詞付けや音取りに取り組むというもので、そんなこと各個人でやっておけばよいと簡単にはいかない…