オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

随想集

オヤジのあくび78

最小限の我慢、最大限?の効果1 昔からこんなことばかり工夫してきて、今に至る。我ながら要領がいい方とは思えないが、これで何とか今に至っている。 人生、必要以上に我慢が必要な時期は、何度も訪れる。まず受験生。気になったことがあるとWikipediaなど…

オヤジのあくび33

45年前の思い出話。 私が大学を受けた頃は、まだ一期校とか二期校と言って、一期校に落ちた受験生がもう一度別の国立大学を受けることができた。私は一期校日程(某公立大学)で落ち、ついでに何と予備校まで落ちてしまった!ので、ギリギリ最後に受かった横浜…

オヤジのあくび32

あくびの思い出 あくびで思い出されるのは、大学のグリークラブで先輩から初めて発声について教わった時のことです。 合唱の経験はなかったので、とにかく神妙に聞いていたのだが、喉仏を下げて、あくびの要領で歌うのだという。 喉仏を下げる?何だかわから…

オヤジのあくび16

感染拡大までの時間稼ぎは成功したのか? 日本のプランは、これでよかったのか? 日本の専門家会議は、当初から感染者が増える時期を遅らせることを考えていた。たしかに韓国や欧米各国に比べて、感染者が増える時期を遅らせることに成功している。 当初は一…

オヤジのあくび15

デマ情報に引っかからないために。 以下は、すべてデマです。念のため。 26度から27度のお湯にコロナウィルスは弱い。 コロナ対策はアイスクリームを食べるとよい。 コロナウィルスには、ニンニクが効く。 このような根も葉もないデマがかなり広まったらしい…

オヤジのあくび14

巧遅拙速 完璧でも間に合わなくちゃダメだし、それなら少し出来が悪かろうが速い方がマシ。 拙速は巧遅に勝るという言葉を、私は根がおっちょこちょいなので、都合よく言い訳に利用してきた。 人の命が関わることは、判断や行動が、遅くても速すぎてもダメだ…

オヤジのあくび13

逃げるべきか?とどまるべきか? 世界のリーダーたちが、今回のコロナウィルス騒ぎについて「これは戦争だ!」と警戒を訴えていた理由が、緊急事態宣言が出されたことで遅ればせながらようやく実感できるようになってきた。 戦争の時、空襲を避けて地方へ子…

オヤジのあくび12

想定外の情報が次から次へと飛び込み、全く先行き不透明で見通しが立たないわけなので、不安になる人は多い。 それだけ今までを想定の範囲内で生活し、計画通りに人生を歩んでこられたのだと思う。ちょっと時間を長い物差して眺めてみると、歴史には激動期が…

オヤジのあくび11

コロナウィルス騒ぎで、不安に陥る人々へ 今、宗教は心に平安をもたらすのか? 宗教とは本来弱い存在であることを自覚した人間の安全装置であったはずだ。反対側に神は死んだ!のニーチェ的な発想があるけど。 ともかく平安を願い、人々は祈り続けてきた。 …

オヤジのあくび10

不安につけこまれないように、心をガードしよう! 残念ながら、早くもコロナウィルスをネタにした詐欺事件が起きている。 外出自粛要請で、知人友人、外部から得ていた情報が少なくなっている。自宅にいても得られる情報=テレビラジオ、インターネットの発信…

オヤジのあくび9

初めての曲 また「エール」ネタになってしまいますが、2日の放送分で、主人公が 初めて作曲する場面がありました。担任の先生が音楽教育に熱心で、家に蓄音機があり、母親の実家に行った時に教会で聴いた賛美歌など、その当時の環境をドラマの中で紹介してい…

オヤジのあくび8

朝ドラ「エール」第二回で、父親が蓄音機で聴いている「威風堂々」の音に、主人公が気付き、西洋音楽の美しさに目覚める場面が描かれていた。 その前夜、映画館ではなく家のテレビなのだが、是枝監督の「万引き家族」を観た。映像の力、重さがズシンと心に響…

オヤジのあくび7

朝ドラ「エール」が始まった!作曲家が主人公というのが、まず嬉しい!黛敏郎とか山本直純など、テレビによく顔を出していた作曲家もいれば、筒美京平のように、ものすごいヒットメーカーでありながら、どんなお顔?と聞かれると調べない限りほとんどわから…

オヤジのあくび6

今年のNHK大河は「麒麟がくる」。麒麟に来てほしい!と心底から思える位、コロナウイルスの猛威に怯える日々を送る今の私たちは、平安な日々に待ち焦がれてしまいます。 ところで麒麟は、織田信長が花押として使用していたと伝わりますが、実際当時の日本に…

オヤジのあくび5

笑点まで無観客に! 不本意ながら、テレビを見る時間が増えている。読書でもしていればいいのだが、図書館に行っても開架されていないので本を探すこともできない。 ところで、テレビは一方通航なのだけど、お客様がいて、その反応が表現者や会場をより盛り…

オヤジの涙4

(あくびしていて良い内容ではないため涙になってます) 志村けんさんが亡くなられた。だいじようぶだぁ〜どころではない。きつい闘病の時を過ごされたのでしょう。数日前に「あいつ今何してる?」で昔付き合っていらした彼女とやり取りされていたけど、こんな…

オヤジの涙3

ジャムおじさんの声優、増岡弘さん、さようなら。 ジャムおじさんやサザエさんのマスオさんの声優を勤めた増岡弘さんが亡くなられた。合掌。 アンパンマンのストーリーで、ジャムおじさんの存在は、とても重要だ。ジャムおじさんが新しいアンパンマンの顔を…

オヤジのあくび2 20200329

色即是空空即是色。 色とは網膜に映る世界の像そのもので、当たり前だがつねに変化し続けているので無常なのだ。世界には目に見えにくいものもあるから、例えば音は、色を付けて音色としたわけなのだ。その像が心に映ると心もリンクして変化する。 この網膜…

オヤジのあくび 20200328 0703

あくびなどしている場合ではない。世界中がコロナウィルス騒ぎで大変なのだ。しかし…。 あくびは、身体への酸素供給だと思っていたら、実は脳のリセットなのだそうだ。不安いっぱい、皆が右往左往している春だからこそ、背伸びしてあくびを一つしてみよう! …

チャンスは流しソーメンのように通り過ぎていく。

実は目に見えにくいだけで、目の前をさまざまなチャンスが通り過ぎて行っている。 時間は流しソーメン的に止まらない。だからチャンスというソーメンが来た時に素早くつかまえないとどこかへ流れていってしまう。 時間は無限ではない。少なくとも人生には限…

頑張れ!と言われても…3

頑張ったなぁ、頑張ってしまった…は、あり。 PDCAサイクルって、まだ使われている言葉なんだ!と、この前の男声合唱団練習でネタに使われているのを聞いて思った。頑張れ!と言う場面で、少し慎重になったらいいんじゃないの?という主旨で書き始めたのだけ…

頑張れ!と言われても…2

頑張れと言われてもできないことはあるさ。 私のオリジナル曲「雨上がり」の2番。歌詞は次のように続く。「ぼくはぼくでぼくだけの生き方を探したい。」(えっ、ご存知ない?港南台アカペラシンガーズで歌っていただいている曲なのです。2番はあまり歌わない…

頑張れ!と言われても…1

頑張れ!をシャワーのように浴びてしまう場所と連射し続ける人 頑張れ!と言い続けることで、ポテンシャルが引き出せると思い込んでいる人々が棲息している場所がある。とりわけ学校、塾、スポーツ系の教室に多く存在し、連射し続けている気がする。頑張れ!…

幸せはお金だけじゃ買えないって!5

5.等身大で行こう芥川龍之介の杜子春は、主人公が放蕩生活に明け暮れた末、最後に「お母さん」の言葉を発して、まっとうな生活に戻っていく話だが、現代の文明社会を享受している 情けない現代人の鏡のようでもある。(現代人の方は真人間に戻れるか?怪しい)…

幸せはお金だけじゃ買えないって!4

4,ひがみじゃないよ自家用ヘリや高級車を乗り回すとか、大豪邸で余暇を過ごすとかの経験は、おそらく一生できないだろう。けれど負け惜しみじゃなく、自分が最大限の価値を見出せることに没頭していることに、誰が口を挟めるだろう?幸せの価値は自分自身が…

幸せはお金だけじゃ買えないって!3

3.転機を捉えて始められることフル稼働で働いている時には、どう足掻いてみても確保できなかった時間。それがセミリタイア後には確保できる。新しいことを始める絶好のチャンスなのだ。私は、洋楽であるコーラスの対局にある薩摩琵琶を始めた。楽譜はなく口…

幸せはお金だけじゃ買えないって!2

2.ささやかに長く続ける趣味あまり家計を刺激しないささやかな趣味をもつ。できれば若い頃からずっと続けていれば、さらにいい。私の場合は、大学入学後からコーラスの世界にズブズブに浸り、もうかれこれ45年になる。自分の声をみんなと合わせてハモる楽し…

幸せはお金だけじゃ買えないって!1

1.幸せって何だっけ?昔、明石家さんまがこんなCMをやっていた。一つ、日々を元気に過ごせること。二つ、人と支え合いながら生きていくこと。三つ、自分なりに人生を楽しめること。もうそれで十分でしょう。けれど、三つ目に落とし穴があり、人々の欲望を刺…

隙間の時間の友3

昼寝が好きで、することがない日は結構寝ている。非生産的で夢の中で活動していても所詮は夢だから、好意的に思われないのも仕方がない。けれど昼寝を境にして、一日を二日分生きている。爽やかな目覚めの瞬間を2回も体験できると思えば、そんなに馬鹿にされ…

隙間の時間の友2

頭が空っぽになって、退屈し始めるとちょっとしたことが気になり始める。または何かを思い出す。そして大して意味価値があるとは思えないことを書き始める。書くと言っても、タブレット端末に打ち込んでいるだけなのだが、これもなかなかいい隙間の時間の友…