オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2017-01-01から1年間の記事一覧

獰猛さがゆえの孤独

ふと思い出して、ブラックジャック第7巻「シャチの詩」を読み返していた。獰猛さゆえに漁師たちのお尋ね者のシャチ=トリトンと誰も患者が来ない外科医ブラックジャックの交流を描いた作品は、うっかりすると涙がこぼれそうな位切ない。こういう作品が描ける…

セントオラフ合唱団を聴きに行く。

最近、半径2km以内が生活圏になっているので、久しぶりに電車に乗った。たったそれだけでも楽しい。 セントオラフ合唱団は、FBでコンサートが横浜で開かれることを知り、出かけることにした。アメリカを代表するアカペラの響きが楽しみだ。今月は、グリーの…

又吉直樹「火花」を読む。

ギリギリの内角高めを160km超えの速球で勝負してくるピッチャーがいたら、やはり少しは怖いだろう。芥川賞作家の迫力を、そのように例えたらおかしいだろうか?また、直木賞作家を外角低めに逃げていくスライダーで三振を取りにくるピッチャーにと例えては失…

小路幸也「シーラブズユー」を読む

小学校にも上がっていない小さい頃、おふくろの実家によく行っていた。おふくろの実家は、長女のおふくろを筆頭にして七人姉弟で、それは賑やかであった。私の指定席はあぐらをかいたおじいちゃんの膝の上で、ハイライトの煙が漂う中で白黒テレビを見ていた…

万城目学「鴨川ホルモー」を読んでみた。

京都という街。観光目的で行くなら、私は明日香や奈良の方へ歩を進めてしまう。姪が住んでいるが、どう考えても夏は暑く、冬は寒そうなので自分が住みたいと思ったことは無い。ただ、大学には惹かれる。学生の頃、演奏旅行という若気の至り的な旅で京都を何…

ネモフィラを見に行くバスツアー4

旅の最後は、とちおとめのイチゴ狩り。甘いイチゴをたらふく食べました。へたのところが立っていると甘いとの情報をいただくと、摘むイチゴが全部甘いので、びっくり!

ネモフィラを見に行くバスツアー3

3箇所目は、笠間稲荷。藤を楽しんだ後は、地酒の試飲。香りが気に入った純米酒を師匠と我が家のお土産に買いました。

ネモフィラを見に行くバスツアー2

続いて、水戸偕楽園へ。妻は子どもの頃に何度も来ていたようで、懐かしそうでした。ツツジが立夏の陽射しに鮮やかに映えていました。好文亭奥の竹林もいい雰囲気です。

ネモフィラを見に行くバスツアー1

5月5日、子どもの日。港南台発のバスツアーで、ひたちなか公園のネモフィラを見に行きました。往路は、渋滞を避けて、潮来経由。現地に近づいてもGW真っ只中とあって駐車場に入るまで、ありとあらゆる方向から渋滞していました。バスを降りると潮の香りが鼻…

タケさんの動物歌集4

暑き日に ペンギン三羽 見つめ合う 何を話すか 井戸端会議

タケさんの動物歌集3

ムシャムシャと エサ箱漁る キリンさん 長きその首 枝葉に向かわず

タケさんの動物歌集2

ペンギンが 空を仰いで ウーと鳴く 喉開く声 園内に響くせわしなく 飛んだり跳ねたり 動く猿 遊んでいるのか? それとも性(サガ)か?

野毛山動物園をぶらり散歩。

コーラスワークショップのオープニングに参加した後、講習は午後からだったので、ちょっと歩いて野毛山動物園を散歩してきました。 暑さにまいってゴロンと寝ているレッサーパンダ。結構間近まで素顔を見せてくれる人気者のキリンさん。思いっきり羽を広げて…

コーラスワークショップに参加してきました。

自分がアカペラコーラスに関わっているので、アカペラ曲を教えてくださる講習に参加して来ました。 最初は、ラッススの「シオンよ、汝の婚礼の間を飾れ」で、グレゴリオ聖歌やデュファイ・デプレにさかのぼって、ポリフォニーの歴史を語って下さる先生の話が…

コーラスワークショップに申し込む

うちのカミさんが職場で、GWに横浜で開かれるコーラスワークショップの話を聞き付けてきた。イベントのことは知っていたのだけれど、外国からお招きする講師は「メサイア」担当ということで、二の足を踏んでいたのだ。結局、今年の合唱コンクールの課題曲に…

楽しそうにしていれば、伝わるはず?2

子どもたちが熱中するスポーツや習い事には、必ずステキな指導者がいる。サッカー然り、野球然りである。指導者がサッカーや野球が好きで仕方がないことが、自動的に習っている子どもたちにも伝わる。だから、多くのスポーツ少年少女が育つのだ。思いが受け…

思い出の名馬を語ろう3 カブトシロー

天皇賞、有馬記念を制したこの馬は、たしかに名馬である。しかし、同時に失礼を承知言えば「迷馬」でもあるのだ。いわゆる本当に強い馬は、ファンの人気によく応えてくれる。しかし、カブトシローは、人気が出ると負け、人気が薄いと勝つという全くファン泣…

思い出の名馬を語ろう2 ハクセツ

セイウンスカイに続いて白馬が続く。競馬界にプロマイド写真という文化があれば、売れ行き上位間違いなしの美人馬であり、スピードシンボリとの仲を噂されたこともある。馬なのに芸能ゴシップのように、男女仲ならぬオスメス仲?が噂されたことが、他にある…

三角定規とコンパス

三角定規に円は書けない。コンパスで直線は書けない。互いにできることを補い合いながら、図面を書いているのだ。 先日、アメリカのトランプ大統領と中国の習近平主席が会談した。エッジが効いて、何かに付けて発想が直線的に見えてしまうトランプ大統領は、…

思い出の名馬を語ろう1 セイウンスカイ

どういう脚質に馬の強さを感じるか?と問われれば、迷わずに「先行逃げ切り」と答えるだろう。最近ではキタサンブラックも前に行くレースをするが、鼻を切って快走するセイウンスカイの美しさが未だに目に焼き付いている競馬ファンは多いだろう。 競争馬であ…

革命という幻想

かつて「革命」というワクワクする言葉に心を掻き立てられた若者たちがいた。一夜にして社会が変わる!虐げられていた人々が解放されることを夢見て、多くの若者が理想社会を語り、革命を志した。 革命とは、呼べないが大きな社会変革は、日本の歴史の中にも…

プロになる(飯を食う)こととアマチュアを楽しむこと。

夢をもつ、目標を掲げる、プロを目指す。だからそのために日々努力している青少年がたくさんいる。しかし、プロを目指すことと実際にその立場に就くことの間にはかなり需要と供給のアンバランスがある。スポーツ界では、プロ野球選手やJリーガーは、子どもた…

気楽に行こうよ道草人生

ブログタイトルを変えてから、一年経った。気楽に行こうよ・・は、ご存知マイク真木の歌のタイトルから借用している。 気負わずにリラックスしたいという願望なのだが、持って生まれた性分だろうか?なかなか力み返っていることが多い。それでもストレスへの…

自分に合った休み方・遊び方をいつ学ぶのか?

昨年の今頃は、まだテンパっていたので春休みどころではなかった。正規職員でない今年は、春休みらしい時間の隙間を少しは作ることができそうだ。 では、その浮いた時間で何をするか?何をしていいか?意外にわからない。身体が疲れて重ければ、寝ればいい。…

楽しそうにしていれば、伝わるはず?

あと少しになっていた今年度の勤務のうち、時間制限がある方が3月21日に終わった。久しぶりに一年間継続的に授業を受け持ったので、高齢者のリハビリみたいな状況があったけれど、自分的には、とにかく楽しかった。やはり武部という人は授業をしていれば楽し…

キャリア形成とは?何だろう。

他の人ができないことをする、 他の人がやりたがらないことをする、 みんながやりたいことだけれど、パフォーマンスで競争に勝つ。競争原理が、働く資本主義社会で生活の糧を得て、生き抜いていくと方法は結局、このような方法しかないのかもしれない。だれ…

荷が重いのではない。自分の力が足りないのだ。

最近、昼間家にいる時は、ニュースの後に「徹子の部屋」を見ている。3月6日のゲストは、加山雄三さんで、祖母から聞いた言葉として上の言葉を紹介していた。言葉の通り、重い言葉だ。徳川家康の「人生は重荷を背負うて・・・」に似ている気もする。 まったく…

言い出しにくい言葉

「頑張りたくありません」「やりたくありません」。この言葉が言い出しにくい状況は、結構ある。なぜなら、周囲がみんな、その一言を言い出せずに我慢している人たちばかりだからだ。またその言葉をやすやすと口に出さないように教育されてしまったのだ。 ギ…

数寄三昧の日々5 趣味の音楽、同時に五つ。

最近何だか忙しくなっている気がしてきた。 それもそのはず、この前改めて数えてみたら、合唱団を4つ。それに薩摩琵琶があるので、合計で5つの音楽活動を並行してやっているのだ。 まず、港南台アカペラシンガーズ。自分が呼びかけ人なので、音楽面も運営面…

どんづまりの国の文化論6

サンデーモーニングで姜尚中先生が、教育勅語の思想背景は儒教だとおっしゃっていた。そして今話題になっている中国を批判している幼稚園が、教育勅語を暗唱させている事実が滑稽であると。明治23年に天皇からのお言葉として、発表された教育勅語。西洋に追…