オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

スポーツ

オヤジのあくび573

長友佑都「日本男児」を読む 熱い! 長友選手のエネルギーの源が、中学校時代のサッカー部顧問井上先生との出会いに見つけられる。ガキ大将だった小学校から両親の離婚という家庭環境の変化、そして地元有名チームのセレクション落ち、入った中学のサッカー…

オヤジのあくび572

33代 木村庄之助「力士の世界」を読む 幕内、十両など番付の話からスタート! 実際の取組表には、十枚目と書いてあり十両は強い力士に渡された給金が由来なのですね。幕内も、屋外興業であった大相撲で幕を張った休憩所に入ることを許されたからとか。 土俵…

オヤジのあくび536

赤坂英一「最後のクジラ」を読む 監督代行を務めていた時期から話は始まる。えっ、田代さんって監督やっていたの? ほとんどのファンが忘れかけている突然の監督就任とその後の苦闘を著者は追いかけている。シーズン途中で監督が代わるのだからチーム状態が…

オヤジのあくび143

名将野村克也と現場感覚 私は未だに教育現場という言葉に、違和感を感じる。家庭・学校・社会を問わず現場以外のどこに教育があるのか?と。 生涯一捕手を標榜していた野村克也さんにも、現場へのこだわりを感じる。現場以外のどこに野球があるのか?と。 野…

朝乃山関、大関昇進おめでとうございます。

朝乃山が大関昇進を果たした。すでに得意の形があり、優勝経験もある。実力はすでに十分であることを認められての昇進だと思う。 しかしながら、ファンとしてお伝えしたいのは、ここからなのです。照ノ富士、琴奨菊、栃ノ心、高安と、大関から陥落する関取が…

無観客だけど・・・頑張れ!力士たち

大相撲春場所が、無観客で開催されている。声援歓声がなく、横綱が敗れても座布団が飛ばない。そもそもマス席に座布団がない! 異様な光景に見えるが、プロスポーツは、自分たちの卓越した動きをより多くの人に見てもらってナンボだから、プロとしての気概を…

德勝龍関の優勝に思う。

予想外のことが起きる。たとえそれが意外なことであっても、喜ばしいニュースであれば、共感の輪は広がっていく。 初場所前に、誰か德勝龍関の優勝を予想した人がいるだろうか?十両と幕内を行ったり来たりで、あまり見栄えのしない相撲を取っているこの大型…

ラグビーの思い出6(2019 南アフリカ対イングランド戦)

決勝に駒を進めたのは、南アフリカとイングランド。当日は男声合唱の練習時間と重なったので、ラーメン屋さんでキックオフだけ観て、後は録画で観戦した。前半30分前後、南アフリカのゴールラインすれすれまでイングランドが押し込み、それを南アフリカが必…

ラグビーの思い出5(2019 南アフリカ対ウェールズ戦)

今大会のことの続き。日本を破った南アフリカは準決勝でウェールズと対戦した。この試合がすごかった。どちらが勝っても全くおかしくない試合だった。特に印象的な場面は、ウェールズがゴールラインまで何度も何度も押し込み、それを必死で南アフリカが守っ…

ラグビーの思い出4(2019 南アフリカ対日本戦)

さて、正直南アフリカは、やはり強かった(優勝したし)。でも前半は互角で戦えたじゃないですか!南アフリカがリザーブにフォワードを揃えていることから、ぶつかって日本を蹴散らす覚悟だということは見えていた。そして実際接近戦での力の差が勝敗を分けて…

ラグビーの思い出3

エディー・ジョーンズが監督になり、強くなっていることを知ったのは、前回のワールドカップ前。これが日本か?というプレイを見せてくれた。ラグビーというスポーツは、とにかくボールを持ったら一歩でも前に進むのが基本だろう。蹴ってもいいけれど、もう…

ラグビーの思い出2

そんなワケで、応援側としてもっぱらラグビーはテレビ中継で楽しんでいた。まだ大学ラグビーが人気だった頃で、格好いいパス回しが売り?の早稲田よりも、のしのし押していく明治のラグビーの方が好きだった。一度国立へ観に行こうとしたけど、満員で入れず…

ラグビーの思い出1

ONE TEAMで戦ってきた日本代表が、準々決勝南アフリカ戦で敗退し、代表としての試合を終えた。生で日産スタジアムへスコットランド戦を応援に行き、すごい試合を眼の前で見てきた。今大会5試合を通して、涙が出るくらい嬉しかったのは、フォワードの強さであ…

異次元の世界、その魅力と魔力

プロレス編3 一撃必殺の魔力力道山の空手チョップ!外人レスラーが非道いことを前半やって、怒った力道山が空手チョップを放つ。あれほど日本国民を熱狂させた技はない。馬場さんの16文キックも猪木の延髄切りも及ばない。単純な技が、なぜあれだけうけたの…

異次元の世界、その魅力と魔力

プロレス編2 滞空時間が長い飛び技空を飛ぶ。宙を舞う。そのカッコよさに説明は要らない。サーカスで空中ブランコがウケ、体操の鉄棒で離れ技が喝采を浴びるのも同じ。ある日、弟はこの空飛ぶレスラーのことを教えてくれた。彼の名はミル・マスカラス。日本…

異次元の世界、その魅力と魔力

プロレス編1 スープレックスの使い手たちアニメ「タイガーマスク」の主人公は、虎の穴で育てられたレスラーである。プロレスファンならご存知、現実世界には蛇の穴と称されたジムが存在し、カール・ゴッチを始めとして、とても強いレスラーを数多く輩出した…

思い出の名馬を語ろう3 カブトシロー

天皇賞、有馬記念を制したこの馬は、たしかに名馬である。しかし、同時に失礼を承知言えば「迷馬」でもあるのだ。いわゆる本当に強い馬は、ファンの人気によく応えてくれる。しかし、カブトシローは、人気が出ると負け、人気が薄いと勝つという全くファン泣…

思い出の名馬を語ろう2 ハクセツ

セイウンスカイに続いて白馬が続く。競馬界にプロマイド写真という文化があれば、売れ行き上位間違いなしの美人馬であり、スピードシンボリとの仲を噂されたこともある。馬なのに芸能ゴシップのように、男女仲ならぬオスメス仲?が噂されたことが、他にある…

思い出の名馬を語ろう1 セイウンスカイ

どういう脚質に馬の強さを感じるか?と問われれば、迷わずに「先行逃げ切り」と答えるだろう。最近ではキタサンブラックも前に行くレースをするが、鼻を切って快走するセイウンスカイの美しさが未だに目に焼き付いている競馬ファンは多いだろう。 競争馬であ…

1たす1は2を超える

ちょっと前の話になりますが、リオデシャネイロ五輪の話です。4年に一度のスポーツの祭典で今回も素晴らしいドラマが数多く生まれたのは、ご承知の通り。 私が個人的に、心に強く残っているには、バドミントン女子ペアの通称タカマツペアと男子400mリレーで…

大相撲が気になる日記

大関には、終盤まで優勝争いに絡んでほしいと願う相撲ファンは多いはず。大関として優勝争いに絡む経験値が豊富な筆頭は、何と言っても稀勢の里関だろう。 萩原時代のスピード出世から注目され続けていたが、幕内に上がった頃からどこか壁に当たった感じで、…

今年も箱根駅伝の応援に行く

毎年、箱根駅伝の応援に行っています。今年は藤沢の南仲通りで応援。ちょっと趣向を凝らして、シャッタースピード優先の流し撮りにチャレンジしてみました。いつものことですが、選手の懸命な走りには、胸が熱くなります。

エディジョーンズが教えてくれたこと

イギリスで開催されているラグビーのワールドカップで、日本代表エディジャパンが活躍したことは、周知の通り。今年の輝かしいスポーツニュースの一つだろう。 テレビのニュースでは、例えば五郎丸選手のペナルティキックやトライシーンなど得点シーンしか流…

大横綱 北の湖の急死を悼む

大相撲は、レスリングの一種であるが、ガチンコ=セメントが大前提なので、プロレスのようにベビーフェイスvsヒールという構図はない。しかし、大鵬や貴乃花は、やはりベビーフェイスだったと思うし、北の湖はどう考えてもヒールだった。もちろん別に反則レス…

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く3

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く3選手たちが走り去った後、せっかく箱根湯本まで出て来たので、弥次喜多の湯という日帰り温泉に入ることにした。結構混んでいるけれど、やわらかい温泉が肌に気持ちがいい。あとは駅前にある籠清で年賀を買って、身内の新年…

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く2

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く2計画がしっかりしていないことに、予想外の出来事はつきもので、箱根湯本からの登りで当てにしていたバスが、何と運休していたのです。箱根登山鉄道は長蛇の列で乗れそうにないので、仕方なく応援場所を変更して、改修中の…

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く1

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く1ずっと長い間、神奈川県に住んできたので、今まで箱根駅伝は家の近くか、電車やバイクで行ける近場で応援してきた。今年は、全区間の最難関である山登りを応援してみようと思い立ち、出かけてみました。 鴨宮駅近くで、真…

中山競馬場へ有馬記念を見に行く

中山競馬場へ有馬記念を見に行くテレビを始めとするメディアがどんなに発達しても、生の臨場感にはかなわない。音楽然り、スポーツ然りである。暮れの28日、大変な混雑を覚悟しながら中山競馬場へ有馬記念を見に出かけた。実は、私は人生五十余年、競馬場も…

一生懸命、しつこく、粘り強く

一生懸命、しつこく、粘り強く9月に入り、スポーツ界から快挙のニュースがいくつも届いている。中でも私が嬉しかったニュースが二つある。一つ目は、中日ドラゴンズ山本昌投手の49歳での勝ち星。まもなく50歳にさえ手が届きそうな年齢で先発し、しかも三振を…

ディフェンダーの育成強化を!

ディフェンダーの育成強化を!コロンビア戦の敗退をもって、日本の2014ワールドカップが終わった。今回の戦術の反省については、これから様々なところで議論されていくだろうが、世界のランキング通りの戦績と言えないこともない。 前回の南アフリカ大会は岡…