オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2015-01-01から1年間の記事一覧

通勤途中で見つけた風景2

通勤途中で見つけた風景2となりのトトロには、懐かしい東京郊外の風景がいくつも登場するが、その一つに神社があった。お寺に比べて神社は鬱蒼とした森の中に佇んでいる場合が多いのは、元々が自然崇拝と関わっているからだろうか? 通勤途中の蔵王権現もそ…

通勤途中で見つけた風景1

通勤途中で見つけた風景1バイク通勤の時間帯が明るくなってきた。ついこの間までは、夜明け前の暗い道を走っていたので、ここ何日かのうちに随分日の出が早くなってきた印象だ。 明るくなってくると今まで気づかなかった風景が目に飛び込んでくる。畑脇の白…

讚讚GoGo合唱団にGO!4

讚讚GoGo合唱団にGO!4いよいよ本番の日。実は所属している合唱団がコーラルフェストに出場しなくなってしまったため、久しぶりに市内の合唱団の演奏を聴くことができた。当たり前の話だけれど他団体の演奏を聴くことはとてもよい勉強になる。プログラムが最…

讚讚GoGo合唱団にGO!3

讚讚GoGo合唱団にGO!3大ホールでの前日リハーサルに、今回演奏する「お茶のひととき」の作曲者である相澤直人先生が登場した。愉快な例えをふんだんに盛り込みながら、表現を変化させていく手法は、優秀な合唱指揮者がよく使う手だが、作曲者自身が発信して…

讚讚GoGo合唱団にGO!2

讚讚GoGo合唱団にGO!2本番一週間前の練習に参加。今日の練習会場のレセプションションホールは、港が一望できる素晴らしいロケーションだ。指導をしていただく先生ごとに語り口が違うのも楽しい。練習が終わって感じたのは、歌を歌うと心の色が変わっている…

讚讚GoGo合唱団にGO!1

讚讚GoGo合唱団にGO!1昨年の夫婦で第九合唱参加に続いて、夫婦でコーラス第二弾!今年はコーラルフェスト35周年記念の讚讚GoGo合唱団に参加しました。 練習会場は、みなとみらいホールリハーサル室。我が家からは、電車を使って小一時間だが、こんなイベント…

木田元「反哲学入門」を読む

木田元「反哲学入門」を読む哲学と聞けば、言葉がややこしく難しいとか、とりあえず今すぐに必要なわけではないとか、現実の生活に結びつかないとか・・・、多くの人が抱くイメージに「どこか自分から遠いところに置いておきたい話題」という偏見がないだろ…

ビートたけし「路に落ちていた月」を読む

ビートたけし「路に落ちていた月」を読むこの本は帯でさくらももこが書いているように、毒のある童話集だ。漫才のネタとしてメモっておいた下書きを集めて本にしたように思える部分もある。改めて言うまでもないことだが、コメディアン、映画監督、俳優、画…

夕映えに染まる富士を撮る

夕映えに染まる富士を撮る風邪っぽく、昼間はほとんどゴロゴロしていたので、少々頭痛は気になっていたが、近くのマンション裏手にある富士がよく見える一角まで散歩に出かけた。どうもこの場所の知名度が上がってきたようで、すでに同好の方々が富士山目が…

スーザン・ジョージ「オルター・グローバリゼーション宣言」を読む

スーザン・ジョージ「オルター・グローバリゼーション宣言」を読む速読を自認する私には珍しく少しずつしか読み進められない。内容が巨大でなかなか前進を阻んでいるのだが、その分深い理解を読み手に要求してくる感じの本だ。 もし、あなたが今の世界に対し…

日本の名教師列伝2 二宮尊徳3

日本の名教師列伝2 二宮尊徳3 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜二宮尊徳先生について、直接教育に携わったわけではない・・と書いてしまったが、内村鑑三の「代表的日本人」によると、彼の農政改革は、常に農民への道徳教育が出発点…

日本の名教師列伝2 二宮尊徳2

日本の名教師列伝2 二宮尊徳2 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」尊徳先生が残された教えのうち、今回は上記の言葉から現代の状況について考えてみたい。それはバブル崩壊以…

日本の名教師列伝2 二宮尊徳1

日本の名教師列伝2 二宮尊徳1 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜「偉い人モデル」の尊徳先生と道徳教育農政に力を発揮した尊徳先生は、直接教師として教育に携わったわけではないが、なぜか多くの学校に尊徳先生=二宮金次郎の像が残さ…

ワンピースの話

ワンピースの話出てこない裏側で何が起きているのか?よくわからない。どうなっているんだろう?という疑問を読者に抱かせ、実に巧みに伏線を張りながら、物語を進めるのは作者尾田栄一郎の真骨頂だろう。 最近のどうなっているんだろう?は、ストーリーの舞…

栄第九演奏会を聴きに行く

栄第九演奏会を聴きに行く妻がアルトで参加している栄第九演奏会を聴きに行って来ました。この人類が共有している最高の音楽遺産を、日本人は殊の外好み、実に演奏回数が多い。その風土?に便乗して、私も学生の頃から多くの第九に参加してきた。日フィル、…

ATTAC編「反グローバリゼーション民衆運動」を読む

ATTAC編「反グローバリゼーション民衆運動」を読む 二択で答える地球の未来に関する問題を三問考えてみた。1.これ以上地球上の格差が広がることに反対である。YESかNOか? 2.地球上から餓えに苦しむ人々がいなくなってほしい。YESかNOか? 3.ごく僅かの人が…

「うさぎとかめ」のうさぎ、あるいは自分自身に贈る言葉

「うさぎとかめ」のうさぎ、あるいは自分自身に贈る言葉君は得意の絶頂だった。亀ごときに負けるはずはない!そう己の才能を過信し、自信に満ち溢れていた君は、眩しく輝いていたよ。 でも君は疲れてしまったんだ。そんな自分に。結果亀に負けてしまったけれ…

ベイマックスを見に行く

ベイマックスを見に行く日本人はロボットが大好きだ。正確にはアンドロイド型のロボットが大好きなのだ。鉄腕アトムや鉄人28号の時代からASIMOやペッパーが開発された時代まで、ロボットに強い親近感を抱いてきた。そしてロボットの機能に人間ができることを…

日本の名教師列伝1 吉田松陰3

日本の名教師列伝1 吉田松陰3 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜吉田松陰は、もともとが藩の兵学者であり、松下村塾に於いても山鹿流の兵学書を教科書に用いていたようだ。しかし、テキストはその他にも歴史書、地理書、論語、漢詩等…

日本の名教師列伝1 吉田松陰2

日本の名教師列伝1 吉田松陰2 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜大河ドラマの予告編に、松下村塾に通う若者が「豊臣秀吉とナポレオンが戦ったら、どちらが勝つか?」を生き生きと論じ合っている場面が出てくる。黒船に乗り込み、密航…

日本の名教師列伝1 吉田松陰1

日本の名教師列伝1 吉田松陰1 〜先生たちは日本の未来をどう見据え、語ってきたのか?〜ブログのプロフィールに、教育に関する話題とか標榜しておきながら、実際に教育の話題を真正面から取り上げていることが、少ない。それは未だ現職にあるため話題がリア…

ほいほい流のお餅の食べ方

今日は、家族に気持ち悪がられている私流のお餅の食べ方を紹介します。準備するのは、焼いたお餅と①マヨネーズと七味唐辛子、② マーガリンと醤油(バターでもよい)、③のりたま、以上。①②③のうち、何をつけながら食べても美味しい・・・と私は思う。安倍川や磯…

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く3

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く3選手たちが走り去った後、せっかく箱根湯本まで出て来たので、弥次喜多の湯という日帰り温泉に入ることにした。結構混んでいるけれど、やわらかい温泉が肌に気持ちがいい。あとは駅前にある籠清で年賀を買って、身内の新年…

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く2

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く2計画がしっかりしていないことに、予想外の出来事はつきもので、箱根湯本からの登りで当てにしていたバスが、何と運休していたのです。箱根登山鉄道は長蛇の列で乗れそうにないので、仕方なく応援場所を変更して、改修中の…

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く1

箱根駅伝の五区山登りを応援に行く1ずっと長い間、神奈川県に住んできたので、今まで箱根駅伝は家の近くか、電車やバイクで行ける近場で応援してきた。今年は、全区間の最難関である山登りを応援してみようと思い立ち、出かけてみました。 鴨宮駅近くで、真…

中山競馬場へ有馬記念を見に行く

中山競馬場へ有馬記念を見に行くテレビを始めとするメディアがどんなに発達しても、生の臨場感にはかなわない。音楽然り、スポーツ然りである。暮れの28日、大変な混雑を覚悟しながら中山競馬場へ有馬記念を見に出かけた。実は、私は人生五十余年、競馬場も…

格差の拡大について、少し考えてみた2

格差の拡大について、少し考えてみた2年が明け、新年最初の朝刊にピケティのインタビュー記事が掲載されていた。不平等の克服が資本主義と両立し得ることなどを語っている。その中で民間資本に対する累進課税を一つの方法として提起しているが、これはどうだ…

水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」を読む

水野和夫「資本主義の終焉と歴史の危機」を読む2014大晦日。かねてから読みたかった本書を、リビングで紅白歌合戦に興じている家族を尻目に一気に読んでしまった。本書はタイトルからして極めて挑発的だが「株価が上がったのになぜ給料が上がらないのか?」…