オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2016-01-01から1年間の記事一覧

カンテムス ミニコンサートを聴きに行く。

ハンガリーからカンテムスが来日している。子ども〜ユースの合唱に関心がある方なら、ご存知でしょう。本当ならちゃんと演奏会を聴きに行きたいのですが、時間の調整が付かず、横浜美術館で開かれているミニコンサートを聴きに行きました。 ハンガリーの作曲…

小屋感覚のオペラ

世の中には、いろいろなオペラファンがいて、中欧からオペラ歌手をグループで招いて、上演している方がいらっしゃる。私は。カルメン、セヴィリアと聴いて、今回の椿姫で三回目。 過去の反省から今回は前の方に席を取る。公演は300人程度の小ホールで行われ…

栄フロイデ合唱日誌

ソプラノ歌手の浅野先生をお迎えしての練習がありました。練習開始前に、先生に?「旅」全曲を一回は通してください。?1・4・7曲目は、秋に演奏を予定しているので、重点的にお願いします。?女声の発声指導を長めにお願いします。・・と矢継ぎ早にいろいろお…

オーケストラ夏休みコンサートでハレルヤコーラスを歌いました。

7月24日、子どもたちが大勢来場している夏休みコンサートで、ハレルヤコーラスを歌いました。オーケストラの音が巨大だったので、どのようなバランスに響いていたか?よくわからないのですが、自分的には気持ちよく歌うことができました。

古楽院でミサ修行3

水曜日に薩摩琵琶とハレルヤコーラスを歌い、土曜日は、まず古楽院でジョスカン・デ・プレのミサを歌い、夜は地元に戻って男声合唱。何だかすごい勢いで音楽の世界を旅して回っている気がする。 さて、何かを教えていただく場合には、その先生が何を教えてく…

薩摩琵琶とハレルヤコーラス2

またもや薩摩琵琶の稽古とコーラスの練習が重なり、音楽的にクロスオーバーしてしまった。せっかくこの不思議な体験をしているので、洋楽における歌と邦楽における歌を比べてみたい。 まず、邦楽(薩摩琵琶)では、歌うことに語ることが優先する。音響よりも言…

「黒柳徹子のテレビ史」

テレ朝で上記の番組を放映していて、大笑いしながら見ました。 何事もパイオニアが、前人未踏の地に道を切り拓き、その後に続く大勢がそこに新しい世界を構築する。ただ、パイオニア当人の能力が巨大な場合は、新しい世界のうち、かなり美味しい部分を耕して…

機械に助けてもらってきた。今までもそしてこれからも 717

なぜか?日曜日の正午過ぎ「のど自慢」の時間帯に「TVタックル」を放映している。今日は、ロボット工学の古田博士が登場し、人工知能やロボットと人間について話し合っていた。政治家が泥仕合いを画面で演じているよりずっと爽やかだ。 パッくんが、2045年の…

ぼくのヘルシーメモ 717

日曜日の朝は、テレビ体操〜遠くへ行きたい〜所さんの目がテン〜ガッチリマンデー〜サンデーモーニング〜題名のない音楽会〜ワンピースとテレビ漬けになっている。今日はこのお決まりのプログラムからそれて、三宅裕司のゲンキの時間を見ていた。龍馬座りや…

MMCJオーケストラを聴きに行きました。715

MMCJオーケストラコンサートを聴きに、みなとみらいホールへ行ってきました。MMCJとは、ミュージック・マスター・コース・ジャパンで、世界各国から日本へ、若者が集まりクラシック音楽を学ぶセミナーのこと。その成果の発表がコンサートなわけです。 一期一…

713 薩摩琵琶からハレルヤコーラスへ

今日は仕事がひけてから、師匠のところで薩摩琵琶を習い、その後夜はハレルヤコーラスを歌うという何とも音楽的にクロスオーバーな一日だった。 家に帰り、今感じていることは、薩摩琵琶で歌っている情景(例えば、夜が更けていく様子)が自然に想像できて表現…

705 合唱は、音を一つに合わせるだけではなく、倍音を構成する作業なのです。

日曜日に聴きに行った演奏会で、合唱のテノールパートやベースパートに何人かエキストラが、入っていたことがわかった。オーケストラで奏者がいない場合、そこを助演していただくのはよくわかる。合唱曲でもソリストにプロを招くこともわかる。しかし、パー…

薩摩琵琶 稽古日誌706

今日は「月下の陣」中心の稽古。家での練習不足が見え見えの状態だったが、それでも3回目を歌う頃には、ようやく「こう歌うのか!」という部分が少しずつ・・・見つかり始めました・・(--;)。どうやら今月末に上大岡で薩摩琵琶の研修会が開かれるらしく、そ…

25年前の戸塚混声合唱団「モツレク」を聴いてみた。

自慢話にしか聞こえないような話は避けているつもりでも、結局は相手にとって鼻持ちならない話題になってしまうことがある。そんな話は、ずっと年寄りになってからと思っていた自分もいつの間にやら還暦間近になってしまった。 1991年は、私にとって結構忙し…

702 吠えない男声合唱を目指して

7月2日は、さかえ男声合唱団の声出しを担当する日でした。この合唱団は、きれいな声質の方が多く、しかも若い頃に合唱を経験されている方が多いのが特徴です。いつもは発声練習を始めると、第一声からかなりのボリュームが出ています。 そこで、今日は「ぼく…

702 ボーカロイド合唱団を聴いて、倍音のことを考えていた。

YouTubeでVOCALOID合唱団の演奏を聴いてみた。聴いた曲は「Let it go」「キセキ」「ハナミズキ」「手紙」。所詮機械の音と思って聴き流してしまえば、それっきりだが。趣味の問題と言っても、すでにボーカロイドの声を気に入っている人々がいる以上、そう見…

薩摩琵琶稽古日誌 629

琵琶法師が「平家物語」を語っている絵から一目瞭然、琵琶は弾き語りの音楽であります。 ほとんど同じ頃、西洋で吟遊詩人たちが、リュートを携えながら十字軍の物語を歌っていました。洋の東西は違えど、同じ戦記物というジャンルで似た楽器を奏でて、うたを…

626 川井弘子声楽講座を受けに行く

午前中ヘンデル室内合唱団を終え、目白まで声楽講座を受けに行って来ました。最近、私は、合唱団でリーダー的な立場でお話をさせていただくことが多くなりました、しかし、姿勢や呼吸についてどのように伝えたらよいのか?自分自身が迷路にはまり始めていた…

625 パート練習で、教えていただいたこと。

一方的に指導者から、いろいろな知識や技能を詰め込まれる練習や学習ほど、つまらないし、且つ身につかないものはない。参加者が主体的に目標や問いをもって、指導者や他の参加者とやり取りを始めなければ伝わないものはあるはず。 さかえ男声のテナー系パー…

623 「ハンナ」という雑誌名の由来をググっていると。

ハンナ・アレントという哲学者の名前に出くわした。なかなか波乱万丈の人生を過ごされた方のようである。そして、思想家関連を検索していると、お決まりのように給水地点のごとく現れるのが、松岡正剛さんのサイト。松岡正剛 千夜千冊より ハンナアレント「…

623 「ハンナ」7月号を読む。

今、定期的に読んでいる雑誌はありません。音楽関連のメルマガに登録しているので、それに目を通している程度。そんな私です。「ハンナ」という歌・合唱・オペラの情報を扱う雑誌を取り寄せて、読んでみました。特集は「ヴォーカルアンサンブルのススメ」。…

619 やはり楽譜は、読める方がいいのかなあ〜?

楽譜が読めないと、表現が困難な音楽ジャンルがある。バロック以降の西洋の器楽である。ピアノ、バイオリン然り。楽譜が読めないと、どのように演奏すればよいのか?皆目見当がつかない。反対にほとんど口伝で伝えられてきた音楽がある。現在でも、邦楽は口…

お寒い教育行政

現役世代が、解決できない課題は教育に委ねられる。「夢」とか「希望」という甘い言葉で若者を誘って、未来に先送りしているのだ。 批判的な口調になっているが、これは、間違いではない。解決に数十年、数百年を要する課題は、次世代に引き継ぐしかないのだ…

618 グリーフェスタに行って来ました。

グリーフェスタとは、横浜国大グリークラブOB会総会、ミニコンサート、懇親会をひっくるめたイベント。今年は、練習日程の関係上ステージでは歌えませんでしたが、来年私の年度が還暦ステージを迎えるということもあるので、伺った次第なのです。 ミニコン…

なぜ、正々堂々と増税を主張しないのか?

野田佳彦総理が、民主党公約には明記されていなかった消費税増税を主張したことにより、民主党は分裂した。その後、案の定選挙で大敗を喫し、現在の安倍政権に至る。これは、そんなに昔の話ではない。 その後、消費税増税は、先送りに先送りを重ねているが、…

何が藝術で、何が芸能なのか?少し考えてみた。3

楽しければ、感動できれば、それで100点!それ以外に何が必要なのか?の答えさえ、今の時代には見えにくい。 しかし、藝術を標榜する方に、より人の生き方に肉迫するような、人としての真実の表現を求めていらっしゃる人がいる。とりわけ文字表現を伴う世界…

何が藝術で、何が芸能なのか?少し考えてみた。2

言葉遊びに陥るリスクを犯しつつ、いつからどのような意味でそれぞれの言葉が用いられているのかを辿ってみよう。 藝術の語源は、後漢書まで遡ることができるらしいが、西洋からアートという言葉が輸入された明治期に、西周さんが、アートに藝術という訳語を…

何が藝術で、何が芸能なのか?少し考えてみた。

私は、音楽仲間と合唱を楽しみ、最近師匠に付いて薩摩琵琶を習い始めた。ふと思った。この二つの音楽表現は、藝術なのか?芸能なのか?と。「どちらでもいいじゃないの」と言ってしまえば、それだけのことだけれど。 まず、合唱。西洋音楽の源泉は、教会での…

薩摩琵琶 稽古日誌 615

せっかく琵琶を教わり始めたので、楽器の起源を調べてみた。たどり着くのは、ササン朝ペルシャのバルバッドという楽器。これが、十字軍かその前後にヨーロッパ大陸に伝わったのがリュート。ルネサンスやバロック音楽の伴奏楽器として活躍した。中国の方へ伝…

タケさんの合唱日誌 613

土曜日夜=さかえ男声、日曜日午前=ヘンデル室内、月曜日夜=栄フロイデと、合唱の3連荘。そのうち、さかえ男声と栄フロイデは、パート練習のおまけ付き。男声ではテナー系のパート練習。栄フロイデは、今回はソプラノのパート練習を行う。 男声の方は、ずいぶ…