オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

関東巨大仏巡りの旅3

3/29 11:43 牛久駅の発車ベル音は、おおシャンゼリゼだった!11:53 思うにちっぽけな人間の思い上がりや傲慢さに気付かせてくださる場なのかもしれない。 だからこそ120mという大きさが現代においては必要になってしまったのだ。ここから少し、自分を大きく…

関東巨大仏巡りの旅2

3/29 10:55 牛久大仏バス停にて 高さ120m。現代に おいて120mを超える建造物は、あちこちで見ている。 しかし、目線がその高さを経験しているということとは無関係に圧倒的なのだ! おそらくは、いにしえの奈良の大仏を初めてお参りした人々も似たような感覚…

関東巨大仏巡りの旅1

3/29 7:17 品川駅10番線、上野東京ライン勝田行きに着席。始発駅ということもあり車内はそれほど混んではいない。プラットホームには大きなディスプレイが置いてあり、伊豆や横浜の宣伝を流している。8:50 牛久駅東口2番バス乗り場から牛久浄苑行きに乗車。…

一生懸命と頑張る

頑張るは「我を張る」から転じている。私は自分自身がどうしようもなく我を張っている人なので、鏡を見ているようでもあり、あまり好きになれない。 一生懸命は「一所懸命」の鎌倉武士の心意気から来ている言葉だ。懸命は、もちろん命懸けという意味だろうが…

ジェネレーション・ギャップをどうまたぐか?3

お題は自分が関わっている人との間で生じる。自分の子ども。親戚。勤務先の小学生。ほとんどが今や自分より年下の職員。音楽仲間。 世代間のギャップを感じた時に、共有できるし、しておいた方がよさそうなことは何だろう。必要感は目的によって生まれる。授…

ジェネレーション・ギャップをどうまたぐか?2

知らない、自分は関わらない…では済まなくなることは、自分が体験した60年の中でも結構ある。まず、子どもの頃のテレビ。もちろん白黒だったけれど、力道山やプロ野球、ララミー牧場とかを家で見ていた時代。個人の価値観を超えて、物が家庭に押し寄せてきた…

ジェネレーション・ギャップをどうまたぐか?1

アカペラシンガーズで70歳以上方が集まる会で、演奏していた時のこと。「アニソンってなんですか?」と質問が来た。機転が利くMCさんが即座に「アニメソング」のことだと説明していたが、アニメやカラオケ番組を見ない方が、アニソンをご存じないのは仕方が…

人生は時間に塗り絵をしているだけなのかも?3

毎日更新ではないけれど、それなりに長いことブログを続けてきた。ご覧いただいているブログの履歴が示している通り。 これが何かのスキルアップに繋がるとは考えたことがなかったけれど、学級担任時代の学級通信、合唱活動での機関紙原稿や通信物・HPブログ…

人生は時間に塗り絵をしているだけなのかも?2

では、自分は何を塗っているのか? 学校の授業。合唱活動。薩摩琵琶。クレヨンを持ち替えながら、あちこちをちょこちょこと塗っている。まるでカラフルな方がモノクロより楽しいでしょうとでも言うように。 このうち学校の授業は、いずれ塗り終わってしまう…

人生は時間に塗り絵をしているだけなのかも?

ときどき絵を変えながら、人生という紙に塗り絵を続けている。子ども時代の混沌とした塗り絵から、青春時代のあちこちはみ出している絵。 就職すると、画面の中のかなり大きな部分=仕事を塗る作業が始まる。さて、課題は退職後。今までは塗るための枠が引い…

何に関心があるか?で、生き方が決まる時代

アカペラシンガーズのホームページで連載している「タケさんの明るいアカペラアカデミー」の新連載「タケさんの世界コーラス紀行」の下書きを準備している。連載は、30回以上に及ぶ予定で、そのうち前半の10回あたりまでが出来た。今年の10月あたりまでは、…

立ち止まらない細野晴臣氏 Vu ja de

学生の頃「はっぴいえんど」を友人がよく聴かせてくれた。何とも爽やかさの正反対にあるような音楽だった。その後、ほとんど否応なしにYMOの音楽が周囲に充満する。幸い窒息せずに済んだが、散開後も細野さんは歩き続けている。しかも、ある意味最先端で。 …

自分が住んでいる街の近未来3

人が集い、創造するものは産業だけではありません。そもそも巨大産業という言葉が、全く中国に奪われたままでして、日本は相変わらずの知恵勝負で未来の設計図を描き続けなければいけません。 大量生産大量消費の時代が、少なくとも日本では終わっているわけ…

自分が住んでいる街の近未来2

城下町であれば、武士の世が去っても城は残り、町も昔の区割りや面影を残しながら、今に至っています。 商売人の町は、店が引き継がれれば、商店街ごと残ります。横浜市内で言えば、元町商店街や中華街などまだまだ頑張っています。 さて、いわゆるニュータ…

自分が住んでいる街の近未来1

横浜市の港南台という街に住んでいます。この街は、国際港湾都市とか何とかいう計画で、昭和50年前後に建設された街で、JR港南台駅を中心にした街です。 恐れ多くも高島屋様が出店されており、駅前のバスターミナルも冬にはイルミネーションが灯り、郊外のベ…

松永久秀や悪党について考えてみた

英雄たちの選択という番組が好きで、しょっちゅう見ているが、何と松永久秀が特集されていた!松永久秀が英雄?といわれると首を傾げてしまう人は少ないないだろう。斎藤道三、宇喜多直家と並び称される戦国三大悪人の一人だし。 信長が(信長自身も魔王のよ…

ストレスが少ない危なさ

2月半ばの話。インフルエンザにかかり、5日間ほとんど狭い自宅の中で過ごしていた。人間との会話は、夕方になると仕事から帰って来る妻との会話くらい。直接会話を通してストレスを感じることが少ない。 その後、久しぶりに学校に行き、日常生活に復帰した。…

音楽における和魂洋才 〜薩摩琵琶とコーラス〜

辞書によれば、日本人が伝統的な精神を忘れずに西洋の文化を学び、巧みに両者を調和させることを和魂洋才と言う。伝統的な精神とやらの中には、かなり過激な思想が紛れ込んでいる場合があるので、注意が必要だが、守備範囲を音楽という伝統芸能・芸術に限定…

激しさ、動的な造形へに共鳴すること

NHKBSで北斎インパクトという番組を見ていた。美術というものは絵描き残された静的な表現であるのに。どこからか?心が突き動かされるような衝動を感じる作品が北斎には幾つもある。それはほとんど恐ろしいくらいだ。 縄文土偶〜運慶〜北斎〜岡本太郎と並べ…

豆腐のような頭脳考3

脳科学が発達すれば、いずれこの個体は何を伸ばせばいいか?判断されてしまう時代がやって来るかもしれない。今だって学校教育は、結局それを大雑把にやっているだけの話だ。 でも、それはあくまでも現在の視点で捉えた話なわけで、子どもが成長した20年30年…

豆腐のような頭脳考2

だいたい天才というのは、他の常識的な能力を犠牲にした上で成り立っている場合が多いと思う。音楽で言えば、モーツアルトは映画「アマデウス」が誇張としても、かなり不思議な人だったと思う。何せ少年時代演奏旅行に明け暮れしていたのだから、社会性が偏…

豆腐のような頭脳考1

「頭が柔らかい」は、褒め言葉だろうか?その場合、柔軟な思考がいろいろな問題や局面に対応できることを指している。しかし、同時に柔らかさとは崩れやすさと同義な気がする。 そもそも頭脳は、環境により何かしらに特化して育ってしまうのだから、バランス…

沈黙は金じゃなかった!

「沈黙は金、雄弁は銀」は、もはや通用しないのかもしれない。日馬富士による貴乃岩への暴行事件発覚以来、マスコミに対して、だんまり作戦?を貫き通していた貴乃花親方が、本日(2月2日)の理事選で敢えなく落選してしまった。 求めている情報を提供しない、…

笑顔のもと、感動の泉3

感動は、測れない。ファウスト博士の例を引くまでもなく、人は悪魔に魂を売ってでも、感動を欲している。 しかし、感動は資産のようにその価値を数値化することができない。幸せと言い換えてもいいかもしれないけれど、満たされる器の大きさは全く人により様…

笑顔のもと、感動の泉2

探し求めて行くクラブツーリズムのパンフレットが、今日も届いた。感動を保証するかのようなツアーを企画・運営するのは、並大抵の技ではないだろう。 しかし、翻ってみれば、自分だってアカペラシンガーズをプロデュースしているのだから、感動を企画・提供…

笑顔のもと、感動の泉1

それは、きっと誰にだって身近にある。さっきまで観ていたBS3の日本百名山で霧ヶ峰を案内するガイドさんの笑顔が素晴らしかった。ステキな笑顔のもとって、感動の泉ってどこにあるのかなぁ。そんなことをつらつら考えていました。いま、生きているということ…

人に寄り添うアンドロイド(ロボット)とは?

夕飯を食べ終えてから、ペットロボットを検索していた。人によってニーズが違う。当たり前のことに、まず気づく。ニーズ1 そばで可愛らしく動いているロボット例えば、復活を遂げたaibo。生き物である犬や猫の代わり。小鳥や金魚ロボットというのもあった。…

権力や富に背を向けて3

では、私が言いたい背の向け方とは何なのか? 権力や富という飴をぶら下げないで、まっさらな状態で自分の将来像を考える環境を整えること。 しかし、このまっさらな状態が難しい。日本はそれなりに権力や富が集中している国いわゆる主要国の一員だから。日…

権力や富に背を向けて2

表題は、資本主義における利潤追求企業の経営に、甚だ都合が悪い。ほとんど理解し難いかもしれない。なぜなら企業の構成員が利潤追求に背を向けてしまうと企業体が成立できなくなってしまうからだ。企業を起こす理由は、または企業が会社であり続ける理由は…

権力や富に背を向けて

先日、キューバで日本語教育を推進している先輩を応援する会が開かれた。先輩の話すところによれば、キューバでは、医者やエンジニアより、タクシー運転手や観光ガイドの方が、はるかに高収入なのだと言う。日本では俄かに信じ難い話に、一同面食らっていた…