オヤジのあくび

タケさんの気楽に行こうよ道草人生の続編です。

2012-01-01から1年間の記事一覧

撮影が終わり、さて帰る前にどこかで食べていくかな?と思っていると、まだ時間が早いのか、蕎麦屋はまだどこも準備中。そこで駅に戻り、まず横浜までの切符を買う。そうこうしているうちに17:00前駅前のラーメン屋さんに、のれんがでたので、そこでラ…

フィッシャー・ディスカウ、畑中良輔、そして希代の名評論家である吉田秀和氏の訃報が相次いで流れた。人は誰もが掛け替えのないそんざいであるけれど、その人の立ち位置が全く独自であり、誰もがたどったことのない航跡を描いて、その世界に行き着いた人で…

喜多方駅に戻ると13:25発の野沢行きが、またもや遅れており、間に合わないはずの列車に今度は乗車することができた。13:50ごろ喜多方発。早めに山都に着いたのはいいが、とうとう雨雲と遭遇してしまい、やむなく傘をさす羽目になった。SLの通過ま…

結局会津若松駅で乗車を予定していた快速阿賀野には接続できず、予定を変更しなければならなくなってしまった。仕方なく?駅に隣接した蕎麦屋で「かすみそば」なるものを食べる。オクラに納豆、里芋の天ぷらがのっていて、ネバネバ感たっぷりの冷やしそばだ…

ゴールデンウイークは、過去2年間SLを撮影に出かけている。昨年は大井川鉄道、一昨年は秩父鉄道を撮影に出かけていた。今回も日程の都合で日帰りになってしまうのだが、今年は磐越西線まで足を延ばしてみることにした。少々遠く、しかも撮影が目的のためSL…

経済規模の拡大と成長が至上命題であったバブルの頃、多くの人が目先の収入に目がくらみ、いわば架空の成長実績を捏造し、見かけの経済規模を拡大していった。その結果がご存知その後の「失われた20年」(10年?)である。もうどう悪あがきしたところで高度…

鎌倉芸術館小ホールに、混声合唱団「横浜ルミナスコール」の定期演奏会を聴きに行った。このホールは、合唱の指揮者をしていた頃に演奏経験があるのだが、響きがデスで音楽というよりは演劇向けのホールではないかとの先入観を持っていたが、合唱団の持って…

筆者は55歳である。 藤原和博氏の「坂の上の坂」や主人公は女性であるが村上龍氏描くところの「55歳からのハローワーク」がしっくりくる世代である。一途な仕事人間にはなるまいと「仕事は体に毒」を座右名として、生活してきたつもりだが、はて?では数年後…

おふくろを誘って伊勢原市の渋田川へ芝桜を見に行った。 インターネットでは、600mに渡って、芝桜の絨毯が川沿いに見られるとのふれこみだったけれど、盛りの時期を過ぎたのか、今年がよくなかったのか、正直期待したほどの規模ではなかった。画像はその…

美空ひばりの実質上のデビューを飾る「悲しき口笛」を男声合唱団で歌い始めた。編曲は、団内指揮者である。昭和24年の歌が登場しても何ら動揺することなく歌ってしまうのが、さすがおじさま達の面目躍如と言ったところだが、昭和31年生まれの私は、聞い…

いつ頃からのことだろう?未来都市のイメージを人々が共有化してしまったのは。 天を衝く高層ビルが立ち並び、高速道路や地下鉄が街を網の目のように巡り、人々が巨大なコンクリートの壁の隙間を這うようにうごめいている・・・そんな近代都市が世界中にでき…

日本の神は八百万の神と言われているが、要するに自然界からの抵抗しようがない力に対して、人々が畏れる心が生み出した神である。風神雷神然り、富士山然りである。元々がプレートの境目で圧力を常に受け止め続けている細い島の上に住み、気候上も極めて変…

アマゾンでCDを求めて、カリッシミの「イェフタ」を聴いてみた。演奏は、23分程度で大曲という規模ではないが、この曲の中に凝縮された表現から得る感動は、2・3時間の長大な曲に勝るとも劣らない。 個人的には、イェフタの率いるイスラエル軍が快進撃を続…

ヘンデル室内合唱団の練習中、かなりおもむろに松村努指揮するところのコンビーニ・ディ・コリステの話が出た。ピッチが決まっている合唱団の例として金川先生が名を挙げたのだが、一応は合唱人のはしくれとして誠に恥ずかしい話なのだが、最近の合唱団の動…

訪問演奏で千曲川を歌った日の夜、BSで五木ひろしの特集を放映し ていてしばらく見ていた。すると何と昼間歌ったばかりの「千曲川」が歌われるではありませんか! 一言で言えば、さすが本家本元。まちの男声合唱団如きが太刀打ちできるような芸ではなく、恐…

横浜さかえ男声合唱団で老人ホームへ、訪問演奏に行ってきた。お伺いする施設にピアノやキーボードがなくても、演奏が成立するところが男声合唱団の強みだ。そしてこの日も全曲無伴奏だった。会場全員で歌う曲が急遽「手のひらを太陽に」から「高原列車は行…

せっかく?なのでYOU TUBEでイルディーヴォを聴いてみた。 タイム トゥセイグッバイから聴き始めたのだが、 各自のソロを聴かせ、ちょいとデュエットでハモり 最後の方に、おそらくは最も声量が豊かなバリトンが旋律を取り、 上三人のテナーが音を被せて、重…

午前中はヘンデル室内合唱団へ 相変わらず男声アルトというおかしなパートを歌う。 途中Hが出たり、Gisが連続したり、 実質は一人でこのパートを受け持っているのだが、 今日のように昨日の疲れが残っている場合には、気をつけないといけない。 喉に負荷がか…

仕事で関内まで出る用事があったので、 帰りがけに横浜のそごうで開催されている鉄道模型の展覧会を覗いてきた。 鉄道模型といえば、馴染みが深いのは、HOゲージとNゲージだが、 会場で走行しているのは、もっと大きい32分の1スケールだ。模型とはいえ、鉄の…

持続可能な社会について、ちょっと考えてみたい。 社会主義、共産主義が事実上崩壊して、早いもので20年以上が経過した。その間に富の再分配に関する人類の思考は、深まりを見せたとは言い難い。 日本では、バブル経済崩壊後、低成長・デフレ傾向がずっと…

その後相模大橋の上も見にいくが,やはり工事用のテントがドデンと視界に入ってしまう。もっとも圏央道の工事を鉄道ファンに配慮して進める必要などまったくないので、単なるつぶやきなのだが。駅に戻りホームの端から、橋梁をくぐるロマンスカーを撮す。ちょ…

少し遠回りして、茅ヶ崎から相模線で厚木に向かう。 相模線は、高校時代3年間通学で乗車した懐かしい路線だ。 その頃は、まだ電化されてない路線で、二両編成のディーゼル車に 試験前などぎゅうぎゅう詰めになって乗ったことを覚えている。 当時と変わらな…

電車の運転士を夢見て、幼少時を過ごしていた。 ビジネス特急こだまが、東海道線を疾駆し、 東京ー大阪間が日帰り可能になった頃、 おもちゃ屋さんの店頭には、 夢の超特急と名付けられた子どもが馬乗りになって遊ぶことができる巨大なブリキのおもちゃが置…

独歩の湯を出て、今回の旅行のメインである幕山公園に向かう。 駅までバスで戻ると、ちょうど幕山公園行のバスを待つ人たちが、 列を作っていた。 湯河原の梅林は、それなりに観梅名所だと思うのだが、アクセスがあまりよくない。私たちは行き当たりばったり…

花長園はチェックアウト時刻が11:00まで大丈夫なので、 朝は露天風呂も含めて、二つのお風呂を楽しむことができた。 全部で五つの風呂を持っている花長園だが、そのうち今回は三つに 入ることができた。ちなみに家内は全部制覇したと自慢していたが。花長園…

春分の日の朝、 湯河原温泉の花長園に泊まった。 部屋、風呂ともに、レトロというか、 昭和を感じさせる古さがそこかしこに残っている宿だ。 昨日は、私は休日だったけれど、 家内は仕事だったので、退勤後に合流してやってきた。夕飯は、アンコウ鍋に石鯛や…

子音をどこで言うか?

仮に軽い声と重い声 細い声と太い声が、あるとすれば 実年合唱団がより長く美声を保つ為に 必要な声は、軽く細い声であろう。軽く細い声で初めて前方への発声がより意識できるのだ。しかし、なぜ太い重い声になってしまうのか 私は日常生活での子音の話し方…

母音で歌うと響きが変わる

音がなぜきれいに重ならないのか? 何がそれを妨げているのか?原因の一つは子音である。 子音の発音に手間取り、母音で鳴らす時間が 足りず重ならないのである。 原因のもう一つは音の流れであろう。 正しい音に入るまでの時間が、かかりすぎ 不可思議な音…

久しぶりに指揮をした! 2

カデンツァの楽しみ方男声合唱団では、大概どこでも お決まりのように、発声練習のあとに カデンツァを行う。つまり三和音を鳴らして、 全体のバランスを感じる時間なのだが、 毎回同じことをしていて、あまり面白くない。そこで、 いつも歌っているパートと…

ipadを使ってブログネタを書いてみようと思う。 今回は、その第一回。団員指揮者の代役で久しぶりに指揮をした! 団長から我が家に電話が一つ入り、 家人が職場へ連絡してくれたのだが、 ちょうど仕事に少々滅入っていた時だったので、 二つ返事で引き受けて…